ESPRESSIVO SOUND
ESPRESSIVO SOUND

動作テスト

音質が良くても安定性が低ければ安心して使用できません。特にファンレスPCはファンがまったく無いので、30℃の暑い環境でもまったく問題無く安定動作することが最低条件と考えています。
完成後より暑い夏でもエアコンなしで毎日使用していますが、CPUはおよそ50℃前半で安定しています。さらに高い負荷でも問題が起きないか「OCCT」と呼ばれる負荷テストのソフトを用いて、「真夏のエアコンなし」「1時間連続100%負荷」で実験しました。

test01
OCCT試験時のCPU温度

30℃の環境で「OCCT」による負荷試験をした所、CPU温度はおよそ 65~67℃付近で安定しました。負荷試験ではない通常の使用状態であれば50℃前半で安定動作が可能で、十分に安定動作することを確認する事が出来ました。
IntelのatomプロセッサやAMDのE-350/450等の10~20ワットのCPUであれば比較的簡単にファンレスが可能ですが性能が大幅に低くなります。LGA1155の35W CPUは低発熱と言われますが、それでも夏場にファンレスでの高負荷安定動作は大変です。快適性と音質のバランスを高次元で両立させる事を考えると、このクラスのCPUが理想で、苦労した甲斐があったと思います。

音質テスト

もちろん音質に重要な部品は事前に試聴して選別しているので、一般的な他のPCと比較して大きな音質向上が期待できます。USBオーディオを用いて、他の自作PCやノートPCと音質比較試験もしてみましたが、同じ非圧縮の音源を使用しているにもかかわらず、思わずMP3の音源かと思いファイルをチェックし直してしまうほど、解像度・音の広がり・密度間・リアリティが全体的に大幅に向上する事を感じました。

mpc04
オーディオPC 前面パネル

製作リスト

   

ショップリンク