エスプレッシーボサウンドハイエンドオーディオPCの設計と製作

外付けドライブの製作

ハイエンドオーディオPCで使用している外付けドライブの紹介です。
他のページにて説明済みですが、光学ドライブは音楽をリッピングする際は必要となりますが、再生する時は必要ありません。再生時はなるべく最小構成で運用したい為に、外付けのドライブを製作しました。

特徴は、PC本体側と同じく特注Rコアトランスを使用して、アナログリニアレギュレーターによってクリーンな電源を供給しています。また5Vと12V系統をトランスから分離して、互いの影響を受けにくいように考えています。

この外付けの光学ドライブは、ハイエンドオーディオPC専用の物では無く「e-SATA」の汎用ドライブとして製作していますので、「e-SATA」の接続端子が付いていればどのようなPCにでも接続可能です。
特注で製作することも可能です。

加工済みのケース　フロント側

加工済みのケース　リア側

ドライブは5mm厚のアルミアングルで強固に固定

ケースにドライブを固定した状態です

電源部分に使用している主な部品は、整流ダイオードにショットキーダイオード、コンデンサは各系統４４００μF、大電流NPNトランジスタと３端子レギュレーターの組み合わせで、余裕のある電源供給となっています。
各系統2Aの出力設計ですが、peek3A程度の出力が可能です。

レギュレーター部分の基板です

特注Rコアトランス

完成後の内部です

外付けドライブ外観